ブルグミュラーコンクール神戸大会 神戸地区「審査体験会」2026
ブルグミュラーコンクール神戸大会 神戸地区において、今年度も「審査体験会」を実施いたしました。
本企画は、「コンクール審査の経験を積んでみたい」「審査員の視点や評価基準を学び、指導に生かしたい」とお考えの指導者の先生方を対象に、実際のコンクール会場で演奏を聴きながら採点・講評の記入を体験していただく取り組みです。
当日の実施内容やディスカッションの様子をレポートいたします。 ※ご参加いただいた先生方の採点結果は、実際のコンクール審査成績には一切反映されません。
◆実施内容
ご参加人数:4名
内容:
神戸地区(3部門)における実地での審査体験
審査員の先生方(3名)との対話・ディスカッション
体験対象部門:小学3・4年A、小学3・4年B、小学5・6年A(計3部門)
審査員の先生方とのディスカッション①】
お昼休みの時間を利用し、審査員の先生方3名と体験参加の先生方4名による意見交換の場を設けました。指導や審査に関する疑問・悩みを直接質問できる、大変濃密な時間となりました。
・ 審査体験会にご参加くださった4人の先生方のディスカッション②
予定していた3部門の審査体験のあと、体験会に参加くださった先生方のみお集まりいただき、ディスカッションを行いました。
◆ ディスカッション① 体験会に参加された先生方からの質問と回答(抜粋)
Q. 採点票に、演奏のよい点を書きたいと思っていますが、演奏を最後まで聴いていると記入したい事項が多く、書ききれないこともありました。良い点は演奏のどの段階で見極め、採点票に記入していますか。
A, 採点票の最初の部分は空けておくようにしています。気になる点などを先に記入し、演奏が終わった時に、良い点を採点票の上に書き込むようにしています。
Q. 左手が大きい演奏や、音の粒立ちが気になる演奏には、何点ぐらいの点数をつけますか。
A. 全体的に音楽的かどうかなども踏まえて点数を付けます。(その他、詳しい点数のつけ方などについてもアドバイスや意見交換が活発に行われました)
このほかにも参加された先生方から熱心な質問が相次ぎ、審査員の先生方はこれまでの豊富な現場経験をもとに、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。
◆ ディスカッション②
体験審査していただいた3部門のなかから、部門と演奏番号を具体的にこちらか2名分お伝えし、何点をつけられたか、採点票に何を明記したか、審査体験に参加いただいた4名の先生方にお一人ずつ発表いただきました。
それぞれ、つけた点数の理由などをお話いただき、まとめとして事務局をつめましたわたくしから、演奏を聴くポイントや採点についてのお話をさせていただきました。
◆ 審査体験会に参加くださった先生方のアンケート




◆まとめ
ご参加いただいた先生方のアンケートからも、普段のレッスン風景だけでは気づきにくい「審査の現場における視点」に触れ、新たな発見やたくさんの学びを得てくださったことが伝わってまいりました。
生徒に寄り添う指導者として、音楽表現の深さや評価のポイントを多角的に捉え、日々のレッスンへと還元していく――その丁寧な積み重ねこそが、子どもたちの豊かな音楽的成長を支える力になると再認識させられます。
今後も指導者の皆様が共に学び合い、高め合える貴重な機会として、本企画を継続してまいります。ご参加くださった先生方に、心より感謝申し上げます。
ブルグミュラーコンクール 神戸大会 神戸地区 実施事務局長 本田真貴子
