審査をさせていただきました 2025年6月
- takako511
- 7月14日
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2025年6月29日、米子地区にて開催されましたピティナ・ピアノコンペティション予選の審査をさせていただきました。

多くのピアノを学ぶ方々にとって目標となっているこのコンペティションに、微力ながら関わらせていただけることを大変光栄に思っております。
当日は、早朝から多くのご参加の方々がホールに集い、舞台に出てこられたときは緊張の面持ちだった方も、いざ演奏が始まると、その緊張を吹き飛ばすかのように、どの方も本当に素晴らしい演奏を披露されていました。
一音一音に込められた思いや、これまで重ねてこられた練習の成果がひしひしと伝わり、審査をしながらも心を打たれる場面が何度もありました。
技術の正確さはもちろんですが、音楽に対する誠実な姿勢や個性が表現された演奏ばかりで、最後までレベルの高いステージが続き、審査員席からも思わず頷いたり、感嘆の声を漏らしてしまうほどでした。
また、演奏を支えるホールも本当に立派で、響きが豊かでありながらも繊細なニュアンスをしっかりと届けてくれる素晴らしい環境でした。


演奏されたみなさまにとっても、これ以上ない舞台であったことと思います。
ホール全体の雰囲気が温かく、客席にいる方々も静かに耳を傾け、ひとりひとりの演奏を大切に見守るような空気感があり、演奏される方には心強かったのではないでしょうか。
密度の濃いスケジュールではありましたが、ご一緒させていただきました審査の先生方とも、休憩のときなどに少しお話をさせていただき、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
さらに、運営を担当された先生方やスタッフのみなさまのお心遣いが本当に素晴らしく、随所に温かい気配りが感じられました。
審査員へのご案内や休憩時間の配慮、舞台進行のスムーズさに至るまで、細やかなご準備と当日の丁寧な対応に支えられ、とても気持ちよく一日を過ごさせていただきました。特に舞台袖での声かけや、演奏者のフォローなども大変行き届いており、関わるすべての人が安心して参加できる環境が整えられていたのは、運営の皆さまのご尽力の賜物であると感じました。
このように、演奏者・聴衆・運営側の皆さま、それぞれの努力と心配りがひとつになり、素晴らしい一日を創り上げておられる現場に立ち会えたことは、私自身にとってもかけがえのない経験となりました。
ご参加されたみなさまの今後ますますのご成長を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
神戸市西区のピアノ教室 本田真貴子ピアノ教室
