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祈ること、願うこと

桜の季節からゴールデンウィークごろ、毎年必ず生徒さんのどなたかが香川県にある金刀比羅宮(以下こんぴらさん)へお詣りに行かれています。


数年前に某コンクールで高い目標を設定された生徒さんが最初に行かれ、その後、年上の生徒さんから小さな生徒さん、そして保護者の方へ「こんぴらさんへのお詣り」の話しが伝わり、今に至ります。


本田真貴子ピアノ教室の生徒さんで初めてこんぴらさんへお詣りに行かれたのは、某コンクールで金賞を目指しておられた方でした。お父様が「ママはいつも練習に付き合ってあげられるけれど僕は何もお手伝いができない。ネットで調べたら、こんぴらさんは音楽の神様で、階段を全段登ったら願いが叶うらしい。連れて行ってあげよう」とお考えになられたとか。その後、見事念願の金賞を受賞されました。


その翌年からゴールデンウィークには私も毎年こんぴらさんへ行っています。今年も1,368段の石段を登りお詣りをしてまいりました。

数名の生徒さんもお詣りへ行かれたようです。


こんぴらさんは参道口から御本宮までは785段、厳魂神社(奥社)までは1,368段の石段があり、参道には旧跡や文化財が多数あります。


奥社までの1,368段を登るのが本当に大変で、長い長い道のり、見上げるとずーっと続いている石段を進むのは、体力、そして「絶対登る!」という強い気持ちが必要です。


お詣りをした結果、成果がでるかどうかは神様だけがご存じなのですが、あの長く息が苦しくなるほどつらい石段を登りきる時間こそが、とても大切なことのように思います。


石段を一歩一歩上がる間、達成したいこと、実現したいことを何度も考え、心のなかで思い浮かべるのではないでしょうか。目標を明確にして自分自身に言い聞かせて願うことで心が強くなり、困難なことが起こっても乗り越えようとする底力になるのだと感じます。


「祈る」こととは、自分の夢や目標を具体的にはっきりさせて言葉し、ゆるぎない強い想いとして自分の心に刻むことなのかもしれません。


今月末から、早い地区ではピティナ・ピアノコンペティションの予選がスタートします。


生徒さんが笑顔になる結果を迎えることができるよう、今期もしっかりレッスン&サポートをさせていただきます。


生徒のみなさん、一緒にがんばってまいりましょう。


神戸市西区のピアノ教室 本田真貴子ピアノ教室






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