全国決勝大会を終えて

8月19日の夜、すべての審査結果が発表になり2021年度ピティナ・ピアノコンペティション 全国決勝大会は全日程を無事終えて閉幕しました。


今年、本田真貴子ピアノ教室からは、4人の生徒さんが全国決勝大会に進出されました。※A2級は入賞者記念コンサートのため4人に含めていません。


結果は、C級 金賞 ベスト賞 B級 銀賞を受賞されました。おめでとうございます!

C級で金賞を受賞された岡本志乃さんは、3歳から私の教室で学ばれ入会2年目に出られた発表会(ステップ)で“エリーゼのために”を演奏されるという素晴らしい才能を発揮されました。A2級からピティナへ挑戦され、いつもあと一歩のところで全国決勝大会に進むことができませんでした。やっとB級で全国決勝大会へ進出されましたがその年は入賞できずに号泣。今回は金賞という結果で締めくくることができ、これまで道のりはこの日のためにあったのだと思える受賞でした。※お写真撮影の際マスクを外している間は「会話は絶対しない!息を止めて!すぐ撮る!」など細心の注意を払っています。

今年ピティナ・ピアノコンペティションへ初参加、予選を通過、本選を第一位で通過されたB級の松本舞さん。全国決勝大会へ向けて、たくさんの努力と練習を重ねられ、当日は舞台で渾身の演奏をされました。結果、初参加で銀賞を受賞されるという、素晴らしい成績でピティナを締めくくられました。


全国決勝大会は、通常は東京の複数のホールで開催されますが、今年は千葉県浦安市のホールも加わりました。 神戸市内に住んでいる生徒さんたちは、本番前日または複数日前に上京することになります。演奏当日もホテルからピアノ練習室、そしてホールまで土地勘のない中で移動します。

本田真貴子ピアノ教室はじまって以来「初!」、姉妹で全国決勝大会へ進出されたD級の得居柚良さん、C級の花音さんは、コロナ感染対策のため演奏当日はピアノ練習室からホールまで車で移動されました。


もともと姉妹とも電車でさえ乗り物酔いをされるそうで、移動中、車酔いされた姉妹は気分がすぐれず出番直前までトイレにこもり、お母様は「棄権するかもしれない」と心配されたそうです。


妹の花音さんは体調不良の中、無事に演奏されベスト賞を受賞されましたが、特にお姉さんの症状は重くどうにか出番前に舞台袖へたどり着いたものの、大曲ばかりだったので脱水症状もあってか集中力が切れ、悔しさが残る演奏となってしまいました。あんなに頑張っておられたのに、お辛いお気持ちは計り知れません。


実はわたしも大学の卒業試験で失敗した経験があります。約一年猛練習して準備してきたのに、本番では嘘のように弾けなくて、、、落ち込みました。

このままでは終われない!と思いその足でヤマハに専攻科の入試課題曲を買いに行き、他の方々から3ヶ月も遅れて1ヶ月後の入試に向けて準備を始めました。

それこそ初の8時間の命懸けの練習を続け、何とか合格、そのお陰で優秀な同級生の方々と演奏法を学び、海外の先生のレッスンも受講出来ました。 大学の助手の試験にも合格、演奏や指導が出来る機会にも恵まれ、その経験が今に繋がっていると思います。 あの時の卒業試験で思い通りの演奏が出来ていたら、もう疲れ切っていたのでピアノを辞めて、指導もしていなかったかもしれません。今はあの卒業試験の失敗に感謝しているぐらいです。 頑張ったのに結果に繋がらない時の辛さはわたしも知っているつもりです。日頃からの姉妹のご様子とサポートされているご両親をよく存じ上げているからこそ、姉妹はこれから未来へ目を向けて、さらに前進していかれると信じています。 本番は何があるかわからない。ですが、長い目で見ると練習は絶対に裏切らない。何とか踏ん張って、次の目標に向けて頑張って欲しいです。 努力して前へ進む力、悔しさをバネに次へ羽ばたく底力、継続力、そして仲間と一緒にがんばる喜び。コンクールは、子どもたちの小さな心に、未来に大輪を咲かせるためのたくさんの栄養を与えてくれます。 ピティナ・ピアノコンペティションへチャレンジされた生徒さん全員が、それぞれに成長されたお姿を見せてくれました。指導者として、何よりうれしいことです。これで一区切りですが、今年度はピティナ以外にもいくつものコンクール開催が予定されています。次のレッスンでは、コンクールに限らず、生徒さんそれぞれの次の目標をお話しくださることを楽しみにしています。




神戸市西区のピアノ教室 本田真貴子ピアノ教室