11月23日(金.祝)に、神戸市立西区民センターなでしこホールにて、西神戸地区ブルグミュラーコンクールを開催致しました。
審査員に後藤幸子先生、伊藤勝先生、伊東佳美先生をお迎えし、100名を超える素晴らしい熱演が繰り広げられ、寒さも吹き飛ぶ感動の一日となりました。 魅了的な課題曲で音楽性やテクニックの勉強が出来る事、そして1人ずつの演奏を讃える表彰式や、審査員からの講評がいただけるとあって、年々人気のブルグミュラーコンクール。
今回も良く学習されているご参加の方が多く、また審査の先生方からも素晴らしいお話を聴かせていただき、今回のコンクールが一層意味のある素晴らしいステージになりました。 ご講評の一部を紹介いたします。
伊藤勝先生「感心する演奏よりも感動する演奏を目指してください。機械と争うような技術重視ではなく、どんな音を出すか、良く聴いて感性豊かな演奏をしてください。ピアノはAI時代の中でも、機械より唯一人間が活躍出来る素晴らしい楽器です」
伊東佳美先生「本番は一度きりしかありません。だからミスを恐れてしまいますが、我々審査員が聞いているのはそんな所ではありません。演奏者がどの様に感じて弾いているか、どう伝えようとしているか、そう言う所を楽しみに聴いているのです。」
音楽を通して我々が目指して行くべき大切な心を教えていただいた気がします。 また、後藤幸子先生が「誰かを選ぶなど、とても難しい！皆さんそれぞれに良く勉強されていてとても良い演奏ばかりでした！どんな結果が出ても、今日からまた新しい始まりなのです。ぜひ頑張ってくださいね」と、コンクールまでの努力と、これからの未来が大切であることを教えていただきました。 初開催の緊張もありましたが、何とか無事に終える事が出来ましたのも、何度も本番シミュレーションに付き合ってくださった こうべla STELLAステーションのスタッフの先生方、また、甲子園支部長の井上登与美先生、本部の福田優子様の御尽力があってのことと感謝しております。 心より感謝申し上げます。有難う御座いました。
ブルグミュラーコンクール 大阪大会 西神戸地区 実施事務局 代表 本田真貴子